過去には、祖父江町内で125ヶ所の生息域が確認されたにもかかわらず、今では10数ヶ所以下にまで激減した自然自生の
ヘイケボタル、生息数も激減です。
このままでは更なる消滅地域が増え、やがては全滅するのではと誰しも感ずるほどであり、「だんだん減ってきたな」では絶対に
許されることではなく、このまま 放置し絶やすことがあってはならない。実際に幻想的なあの光を見たことがあり・・・・・
愛ある人であれば、この現状を知れば、
どうしたらいいの
どうすればいいの
あの「光」はもう見えないの ・・・等々思い巡らすことでしょう。
何とかして絶やさず、また往時の輝きを戻したいものだ。
それにはまずは個体数を増やすこと、簡便な方法で飼育が容易なことを大命題に、里親プロジェクトを立ち上げました。(平成28年)
目 的
@これだけ激減しているホタルの個体数を増やすこと
A個体数を増やし、幼虫もしくは成虫を自生地へ放流すること
B実験田への放流をして自然定着・回復の研究をすること
結果が出るまでは大変長い道のりですが、里親を、会員、サポーター、市民へと広げたいと考えています。
具体的な飼育 〜その方法〜
〇従前見られたようなエアレーションなどの大掛かりな装置は不要です。
家庭、事業所等で飼育ができる方法を新たに考案
準備器具はこれで全て
容 器 プラスチック(大)、または発泡スチロール容器
備品他 スポイト、ピンセット、レンガ、メッシュ網、水苔
![]() |
![]() |
幼虫の誕生から約270日に及ぶ水中生活の簡便な世話をすれば、
・ 上陸しサナギ、そして成虫、その飛翔を目の前で見ることができ、
・ 自然界の不思議や生き物の大切さなどを体感できる生きた学習ともなり
・ 種の保存への道が開けます。
里親は、ホタルの飛翔の確認、そしてペアリング、タマゴからふ化して水中へ落下する幼虫の誕生、確認にとどまらず、
これからが里親の本来の作業に入ります。
それは餌付けから始まる幼虫の飼育です。
順調に行けば一飼育で500匹近くの生育が可能であり個体数を増やすこととなります。
飼育には相当のエネルギーが必要ですが、一歩でも前進し輝きを取り戻したいものです。
この里親プロジェクトの第一号は、「社会福祉法人愛知県厚生事業団 はなのきの里」です。
飼育も初年度から順調にすすみ、翌年5月は施設からほど近い自生地と実験田へ幼虫の放流にいたりました。