NPO法人 祖父江のホタルを守る会

現地学習会(鳥川ホタル保存会・ほたるの里とっかわ・ホタル学校:11月9日予定)の下見報告

朝夕はほんの少々涼しさを感じられるようになりましたが、相変わらずの猛暑が残っています。
みなさんお元気でしょうか。

さて、例会でも話をしました11月予定の現地学習の計画を煮詰めております。

  1. 予定期日:平成25年11月9日(土)
  2. 見学地・内容:鳥川ほたるの里(岡崎市ホタル学校)・現地の自然環境視察、鳥川ホタル保存会の方の話
  3. 参加者:NPO法人 祖父江のホタルを守る会会員、一般募集の参加希望者 計約40名
    (※「あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業交付金」に係る事業)
    大型観光バス利用
  4. 参加費:弁当代のみ

詳細については9月14日予定の例会でお知らせしたいと思いますが、本日、渡辺・佐藤両副会長、野田顧問、私(山内)で下見をし、現地にて打ち合わせをしてきましたので、その様子をお知らせします。

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一番左が野田顧問

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下見記念:ホタルの学校正面で

現地は、岡崎市とは言えどかつての額田郡の山間僻地。現地には名水100選に選ばれた湧水が点在する水と緑のきれいなところ。
そんなところですから、昔はゲンジボタルが毎年当たり前のように乱舞していた自然環境豊かな地区でした。
時は昭和50年代前半、ホタルが減少し始めていた頃に谷あいの小川の護岸工事が始まることになったそうです。
村の人たちがホタルの減少を心配し始めていたその頃、今は廃校になっている当時の鳥川小学校に勤務していたのが、われらの会の野田興司顧問です。
当時全校24人(28の瞳)の子どもたちと、学校のそばの小川のカワニナ調査を地道に進めていたのでした。
野田顧問の熱心な活動に触発された村約60戸の人たち全員が、鳥川のホタルの保存に立ち上がったということです。
保存会初代会長も現会長も、当時野田顧問とともに村や行政にはたらきかけたPTAの役員さんたちです。

当時の鳥川小学校は廃校になり今はありませんが、今も保存会員は村人全員。皆さんの努力が実り、ゲンジボタルは見事に復活、今や全国に知られるホタルの里となり、5月末から6月の盛期には村の道が大渋滞だそうです。
廃校となった校舎は、今は「岡崎市ホタルの学校」ホタルを中心にさまざまな環境学習ができる施設、素晴らしいホタル博物館となっています(岡崎市職員3人常駐)。

初代会長・現会長、所長さんの熱心な話をうかがいながら、度肝を抜かれるほどの展示を見せていただきました。

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とても参考になった産卵装置? と飼育水槽

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ホタルの学校2Fより

ここは、湧水(日本名水100選)があちらこちらにある地で、村あげてこれを守ったり、豊かな自然を守るための登山道の整備(清掃など)も行われますが、全国各地からボランティアが参加されるとのことです。

帰り道昼食で立ち寄った店に2人のお客さん(お孫さんと一緒の女性)、野田顧問の勤務した当時の学校の給食の調理員さんだそうです。この方との話のようすからも、われらが顧問が村の方たちにいかに慕われ今も深いお付き合いがるのかその人柄がわかりました。
この女性、実はすごい人でした。「とっかわの里(鳥川の風土と文化)」「続とっかわの里」という本の著者でした。今は岡崎市が電子版としてホームページに掲載しています。

私たちの会の理念に通ずるものを感じ、ここまで見事に具現化された人々と地域に感動してきました。
当日は、是非多くの会員・お知り合いの方にご参加いただきたいと思います。

 

■関係ホームページのご紹介

 

報告者:山内

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ホタルのWebリング

稲沢市祖父江町の銀杏をはじめとした四季の味わいの織りなす名産物・特産品が集う当地のショッピングポータル「そぶえシンフォニア」です。ホタル米もお求めいただけます。
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・水田魚道とゆりかご田んぼ

私達がそう名付けたのは、この稲沢市祖父江町の地が生命の巣立ちのまさしく楽園であって欲しいという願いから。愛知県の要請により、「里地里山里海生物多様性啓発事業」として、水田地域の生物多様性を保全する「水田魚道」を牧川南部浄化センター脇の排水路と田圃を結んで設置しました。さまざまな生態系を観察することができます。

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・ホタルの生息調査

祖父江の自生ヘイケボタルの生息調査

稲沢市祖父江町内の数十箇所の地区について、ホタルの形態別生息場所数の変化、水田の取水口の方角とホタルの発生数の関係、水田の取水口の方角とホタルの発生する畦の向きの関係、そして、ホタルの生息が途絶えたエリアではその消失の原因分類を考察しています。

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・水質・底生生物調査

水質・底生生物調査

稲沢市祖父江町は、農業用水路232km、排水路123kmによって、町内全域を縦横に水路が張り巡らされています。このうち、宮田用水の水質レベルは木曾川と同質と予備調査で確認したので、対象を排水路に絞りました。調査目的は、①ホタル生息域の実態調査、②下水道整備後(農業基盤整備事業地域を含む)の追跡調査の二つです。

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・畔の草刈り活動

畔の草刈り活動

除草剤による畦の土壌が貧相になってしまうことは、ホタルの生態サイクル(幼虫→蛹→成虫)を考える上で非常に深刻な問題です。そのため、重要拠点を拠点を抽出し、地主様やオペレーターさん達のご理解・ご協議の上、年間計画(別表)を作成し、ボランティアで畦の草刈り活動を行っています。

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・出張環境教室

出張環境教室

稲沢市内の各小学校や中学校、高等学校にて「出前授業」を開いています。 生徒さんにこの地区の、自然を守る大切さを考えてもらえたらと思っているからです。 年々少なくなっている祖父江のホタルですが、絶滅したらおしまいです。 ご希望があれば、学校まで出かけていきます。もしよろければ、お問合せください。

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・自然観察会

自然観察会

予約も、会費も要りません。(自然を愛する気持ちが大切です)駐車場で立っているひとに、「観察会ですか?」と声を掛けてみてください。 「指導員」が居ますので、この地域の予期しない発見が楽しめます。お子様とご一緒に、お友達どうし、またはお一人でもお気軽に参加してください。

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・ホタルの観察会

ホタルの観察会

年に一度、6月の下旬ごろに、ホタルの観察会を開いています。祖父江のホタルを観察して、自然を守る大切さを考えてもらえたらと思っています。 年々少なくなっている祖父江のホタルですが、遠方より来ていただく方々にも 気持ちよく観察していただけるよう、「定員」を設けて実施しています。 是非ご参加ください。

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・祖父江イチョウまつり出展

祖父江イチョウまつり出展

私達の活動を知ってもらうため、祖父江町のイチョウ祭りに出展しています。毎年、11月の下旬に行われます。 もしよろければ、ご参加ください。  

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