NPO法人 祖父江のホタルを守る会

【実験田2014】動力除草機2式の登場!

もうほとんど夏模様、東海地方の梅雨はどこへ行ったんでしょうかねえ。

平成25年度は、「環境保全型水田モデル」の実験田造成に全力を注ぎました。
素人集団の向こう見ずとでも申しましょうか・・・(^^)。
いきなり無農薬水稲耕作に挑戦しました。
当然予測されたことですが、水田内雑草の猛威に直面することになりました。
一方、それを抑え込む「除草剤の効力」には恐怖さえ感じました。
まあ難しい理屈は抜きにして、第一段階は「雑草に占拠されない田圃」にしよう」と意見がまとまりました。
それには多少なりとも「労力の軽減」と「多少の効率化」も考える必要があると相談しました。
その一端を紹介します。

下の写真は、高村GSが調達した「田植機改造型のチエン除草機」です。
つまり鼻歌を歌いながら、楽ちんしようという魂胆です!(^^)! 
6/11 理事連絡会のあと“早苗活着”を確認したのち、試運転を開始しました。
只今から入場(田)という記録写真です。

111image017

「わてはモトクロスをやってましたんや」と言うだけあって、鮮やかな運転ぶりです!
進行方向の右側がチエン除草機通過跡です。
左側はこれから状態です。水面は雑草の新芽に覆われています。
除草機が通った後、稲はすぐに頭を擡げ持ち上げました。
濁った田圃をみて「抑草効果あるぜ・・・」と外野席が勝手なことを言っていました。
試験走行と言いながら田圃一面を1時間くらいで廻って呉れました。

112image018

山内会長と佐々木さんが田圃に入り、除草効果の確認をしました。
丁寧に・・・丁寧に水面下の草の根をたしかめていました。
彼方此方と広範に探ったあと、二人とも草の塊を手にして戻ってみえました。

113image019

下の写真は田植前から自生(じばえ)していたイヌビエの茎根です。
6/11の段階では、既に土中に根を張り、チエン除草では抜けないことが判りました。
早苗と一緒に伸びたその他の雑草は、抜けて浮かび上がったようでした。

114image020

「イヌビエだけは手で除草するしかないな・・・」と呟いていた佐々木さんは、翌12日田圃に来て5株間のイヌビエを1.5往復分、独り黙々と3時間をかけて除草してくれていました。
感謝!感謝!そして平身低頭。
田の草取り中に木全農機の社長に出合い、動力付き中耕機の存在を知った佐々木さんは残り作業を翌日6/13に回して呉れました。

115image021

6/13 佐々木さんが「動力付き中耕除草機」の試運転をやって呉れました。
試験走行と言いながら、結局全面をやってしまいました。
片道3分位の走行除草です。
全面を連続走行作業をすると≒2hr(120条/3×0.05)の勘定になります。 
同時2台稼働ならば2時間で十分です。

116image022

下の写真 動力付き中耕除草機の右側が通過跡、左が未通過部分(6/12のチエン除草機で取れなかったイヌビエが顔を出しました)です。

117image023

回転する羽根がイヌビエと共に底泥を掻き上げた様子が判ります。
風が強かったので、跳ね上がった泥で、佐々木さんは泥んこになりました(-_-)。

下の写真左側が動力付き中耕除草機が通った跡。
中央右側が未通過部分です。
条間は除草されていますが、株間は取り残された様子が判ります。
それでも相当な除草効果です。作業は予測通りの時間で行えそうです。

 

118image024

下の写真は、浮き上がったイヌビエの一部です。
おりしもの強い西風に、東畔に吹き寄せられました。

119image027

問題点も沢山見つかりました。
従来型慣行農法の常識では、不都合な部分もみえてきました。
今全部説明できませんが、一つ一つ改善していけば、もっと除草効果も上がり、楽にやれる方法が見つかると思われます。
そうすなれば明るく楽しい未来が描けるというものです!(^^)!。

Higejii

 

 

 

ホタルのWebリング

稲沢市祖父江町の銀杏をはじめとした四季の味わいの織りなす名産物・特産品が集う当地のショッピングポータル「そぶえシンフォニア」です。ホタル米もお求めいただけます。
リアルをロールプレイしよう!


・水田魚道とゆりかご田んぼ

私達がそう名付けたのは、この稲沢市祖父江町の地が生命の巣立ちのまさしく楽園であって欲しいという願いから。愛知県の要請により、「里地里山里海生物多様性啓発事業」として、水田地域の生物多様性を保全する「水田魚道」を牧川南部浄化センター脇の排水路と田圃を結んで設置しました。さまざまな生態系を観察することができます。

詳しく

・ホタルの生息調査

祖父江の自生ヘイケボタルの生息調査

稲沢市祖父江町内の数十箇所の地区について、ホタルの形態別生息場所数の変化、水田の取水口の方角とホタルの発生数の関係、水田の取水口の方角とホタルの発生する畦の向きの関係、そして、ホタルの生息が途絶えたエリアではその消失の原因分類を考察しています。

詳しく

・水質・底生生物調査

水質・底生生物調査

稲沢市祖父江町は、農業用水路232km、排水路123kmによって、町内全域を縦横に水路が張り巡らされています。このうち、宮田用水の水質レベルは木曾川と同質と予備調査で確認したので、対象を排水路に絞りました。調査目的は、①ホタル生息域の実態調査、②下水道整備後(農業基盤整備事業地域を含む)の追跡調査の二つです。

詳しく

・畔の草刈り活動

畔の草刈り活動

除草剤による畦の土壌が貧相になってしまうことは、ホタルの生態サイクル(幼虫→蛹→成虫)を考える上で非常に深刻な問題です。そのため、重要拠点を拠点を抽出し、地主様やオペレーターさん達のご理解・ご協議の上、年間計画(別表)を作成し、ボランティアで畦の草刈り活動を行っています。

詳しく

・出張環境教室

出張環境教室

稲沢市内の各小学校や中学校、高等学校にて「出前授業」を開いています。 生徒さんにこの地区の、自然を守る大切さを考えてもらえたらと思っているからです。 年々少なくなっている祖父江のホタルですが、絶滅したらおしまいです。 ご希望があれば、学校まで出かけていきます。もしよろければ、お問合せください。

詳しく

・自然観察会

自然観察会

予約も、会費も要りません。(自然を愛する気持ちが大切です)駐車場で立っているひとに、「観察会ですか?」と声を掛けてみてください。 「指導員」が居ますので、この地域の予期しない発見が楽しめます。お子様とご一緒に、お友達どうし、またはお一人でもお気軽に参加してください。

詳しく

・ホタルの観察会

ホタルの観察会

年に一度、6月の下旬ごろに、ホタルの観察会を開いています。祖父江のホタルを観察して、自然を守る大切さを考えてもらえたらと思っています。 年々少なくなっている祖父江のホタルですが、遠方より来ていただく方々にも 気持ちよく観察していただけるよう、「定員」を設けて実施しています。 是非ご参加ください。

詳しく

・祖父江イチョウまつり出展

祖父江イチョウまつり出展

私達の活動を知ってもらうため、祖父江町のイチョウ祭りに出展しています。毎年、11月の下旬に行われます。 もしよろければ、ご参加ください。  

詳しく